中古住宅でホームインスペクション

中古住宅でホームインスペクション

中古住宅でホームインスペクション 中古の住宅に対してホームインスペクションを利用することにはメリットがあります。
まず、以前は取り決めはありませんでしたが、2016年からは不動産業者が実施するか確認することが義務付けられたので、知らなくても意識できる状況になりました。中古住宅でホームインスペクションをすれば、売買する際に問題がないと確認できるので売却後のトラブルを防ぐことが可能です。また、事前に専門家が確認していれば安全・安心の保証ができているので実施していない物件との差別化ができ、相場よりも高くなる場合もあります。そのため、費用が掛かっても利用する価値は十分にあるものです。ただし、自分の持家を売り出すときに利用するのは問題ありませんが、購入予定の物件に対してホームインスペクションをする場合には無断で行うとトラブルになるので注意しましょう。売るものであっても勝手に検査されるのは気分の良いものではありませんので、必ず売主の承諾を得てからにします。

新築・築浅物件にもホームインスペクションを

新築・築浅物件にもホームインスペクションを 洋服の試着や自動車の試乗などと異なり、住宅は実際にしばらく住んでみてから購入するかどうかを決めるというわけにはいきません。そのため、購入契約を結ぶ前に現状をきちんと確認する必要があります。ただ、建物の構造や内外装に問題があるかどうかといったことを正確にチェックするのは、一般の人間にとってはなかなか困難です。そこ重要になってくるのが、ホームインスペクションというプロセスです。
専門知識を持った第三者が住宅を診断し、経年劣化による傷み具合はどうか、シロアリなどの被害はないか、設備に故障は発生していないかどうかといった点についてチェックしてもらうことで、住宅購入にまつわるトラブルを未然に防ぐことができます。このように聞くと、中古住宅を購入する場合にのみホームインスペクションが必要なように思われがちですが、新築や築浅の物件を購入する際にも有効です。というのも、手抜き工事等による欠陥がないかどうかについても診断してもらえるからです。